植えっぱなしでOKの秋植え球根は管理が楽なため、初心者でも簡単に始められます。
秋植え球根で代表的なものには以下のようなものがあります。
●丸い壺形の小花のムスカリ
●一般的なチューリップとは違って草丈が低く小ぶりの花が魅力的な原種チューリップ
その他、スノードロップ、スノーフレーク、クロッカス、アネモネ など
この記事では、おすすめの植えっぱなしでOKのおすすめの秋植え球根7選を紹介します。
植えっぱなしOKのおすすめ スイセン
スイセンは11月から4月頃にかけて花が咲き、品種によっては甘い香りや爽やかな香りが楽しめます。
スイセンは耐久性があり、雪の中でも春の訪れを告げることから「雪中花」とも呼ばれています。
スイセンは、比較的育てやすい球根植物で植えっぱなしでも大丈夫な花です。
しかし、スイセンを植えっぱなしにする際、以下の注意事項があります。
●葉は枯れるまで残しておいて、枯れてから切り取る
枯れた花をそのままにしておくと種ができてしまい、球根の栄養を消費してしまうので、すぐに切り取りましょう。
また葉は光合成をすることで球根のエネルギーを蓄えるので、枯れるまで残しておきましょう。
植えっぱなしOKのおすすめ ムスカリ
ムスカリは3月から5月中旬にかけて花が咲き、ツルボ亜科の球根植物で、丸い壺形の小花が魅力的で約40種類あります。
ムスカリは秋植えの丈夫な球根で植えっぱなしでも毎年花が咲きます。
ムスカリの花が咲き終わったら特別な手入れをする必要もないので初心者にもおすすめの花です。
ムスカリは、花が終わったら自然に花が枯れてくるのでそのまま放置しておいて植えっぱなしでも大丈夫です。
乾燥には強いムスカリですが、長雨や梅雨の時期には球根が腐りやすい状況になってしまうので植えっぱなしにする際は、日当たりが良く水はけの良い場所を選びましょう。
そうすることで植えっぱなしでも毎年花を楽しむことができます。
植えっぱなしOKのおすすめ 原種チューリップ
原種チューリップは、一般的なチューリップとは違って夏は暑く、冬は寒く地面が凍る厳しい環境でも育つことができる耐久性のある花です。
原種チューリップの品種は約150種類もあります。
原種チューリップは植えっぱなしでも大丈夫な花ですが、植えっぱなしにする際、以下のような注意事項があります。
花がらをそのままにしておくと球根から養分が取られてしまい、翌年花が咲かない原因になってしまうからです。
●葉が黄色く枯れはじめたら水やりは控えて土を乾燥させる。
過湿で球根を腐らせることを防ぐことができ、植えっぱなしでも翌年も花を咲かせることができます。
植えっぱなしOKのおすすめ スノードロップ
スノードロップはヒガンバナ科の球根植物で、待雪草とも呼ばれています。
小さな白いしずくに似た白い花が2月から3月かけて咲きます。
スノードロップは植えっぱなしでも大丈夫な花ですが、直射日光が苦手です。
夏の暑い時期は、半日陰へ移動させましょう。
地植えの場合は日よけを作り直射日光を避けると良いです。
植えっぱなしOKのおすすめ スノーフレーク
スノーフレークは釣鐘型の花で、スノードロップよりも丸を帯びて花びらの端に緑のドットがありとても可愛らしい花です。
開花時期は3月から5月でスノードロップの時期が終わる頃にスノーフレークが咲き始めます。
スノーフレークは、植えっぱなしでも大丈夫な花ですが直射日光が苦手です。
夏の暑い時期は、半日陰へ移動させましょう。
地植えの場合は日よけを作り直射日光を避けると良いです。
植えっぱなしでOKのおすすめ クロッカス
クロッカスはアヤメ科の多年草で春に花を咲かせる秋植え球根の品種です。
クロッカスの開花時期は、春先種は2月上旬から4月上旬、秋咲き種は10月中旬から11月中旬です。
クロッカスは寒さに強く、小ぶりながら存在感がある花です。
クロッカスは、植えっぱなしでも大丈夫な花ですが多湿が苦手です。
梅雨の時期に長く雨にあたってしまうと球根が腐って花が咲かなくなる可能性があるため梅雨の時期は軒下へ移動するか、地植えの場合はシートなどで雨よけをしておくと良いです。
植えっぱなしでOKのおすすめ アネモネ
アネモネは、キンポウゲ科の多年草で開花時期は2月から5月にかけてです。
赤、紫、白、ピンクなどカラフルな花の色が魅力的です。
アネモネは、植えっぱなしでも大丈夫な花ですが、高温多湿が苦手です。
高温多湿になると球根が腐ってしまうので、夏の暑い日や梅雨の時期は軒下に移動させましょう。
地植えの場合は水やりは行わず土を湿らせない状態に保つように気をつけてください、
まとめ
植えっぱなしOKのおすすめの秋植え球根を紹介しました。
こちらで紹介した秋植え球根は、水はけや日当たりの良い場所に植えておくと毎年花を咲かせてくれるほど丈夫です。
秋植え球根を植えっぱなしにする際のポイントを知ってきちんと管理し、翌年も綺麗な花を咲かせてくださいね。
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