冬の寒い時期に楽しむことができるアイスチューリップを水耕栽培で育ててみましょう。
また、アイスチューリップの水耕栽培は初心者さんでも気軽に始められて、準備物も少なく、管理が楽などメリットがたくさんあります!
アイスチューリップの水耕栽培は球根の処理をし、容器に水を入れて容器の上に球根を置くだけでできてとても簡単です。
この記事では、アイスチューリップの水耕栽培のメリットやその方法まで紹介します。
アイスチューリップについて
アイスチューリップは、通常のチューリップの球根を冷蔵処理し冬に開花させるチューリップのことです。
冬の寒い時期にも楽しむことができる魅力的なチューリップです。
それでは、アイスチューリップについて詳しく見ていきましょう。
アイスチューリップとは?
アイスチューリップとは、通常のチューリップの球根を約2カ月冷蔵保存し一度寒さに当てて自然の環境下に戻すことで冬に開花させるチューリップのことです。
チューリップは、冬の寒さを経験し春になり暖かくなると成長を始めて花を咲かせます。
この性質を活かし、冷蔵保存で約2カ月保存し人工的にその環境を作って花を咲かせるのがアイスチューリップです。
アイスチューリップの特徴
アイスチューリップは球根が約2カ月冷蔵された後、自然の環境に戻されることで「春が来た」と通常よりも早い12月下旬から1月にかけて開花することが特徴です。
また、アイスチューリップは開花したチューリップの花が長持ちするのも特徴です。
気温が低い冬の期間に開花するため、通常のチューリップは約1週間から2週間の開花期間が終わるのに対し、アイスチューリップは約1カ月楽しむことができます。
アイスチューリップは水耕栽培で咲かせよう!
アイスチューリップの水耕栽培で花を咲かせることのメリットやアイスチューリップの水耕栽培の方法を見ていきましょう。
アイスチューリップを水耕栽培で咲かせるメリット
アイスチューリップを水耕栽培で咲かせるメリットを紹介します。
手軽に始められる
1つ目は、球根と容器と水と液体肥料があれば手軽に始められるということです。
準備物が少ないのは嬉しいですね。
安全で清潔
2つ目は土を使用しないため、害虫が発生しにくく安全で清潔ということです。
それに、土を使用しないので土作りをしなくてすみ、重たい土を購入しなくてもよいのもメリットです。
管理が楽
3つ目は管理が楽ということです。
アイスチューリップの水耕栽培は室内で育てることができ根が出るまでは暗い場所に置いて根が出てきたら日当たりの良い場所に移動させて水を定期的に入れ替えるだけなので管理がとても楽です。
アイスチューリップの水耕栽培は、冬の時期に手軽にチューリップを楽しむことができ管理が楽なので初心者さんにもチャレンジしやすいですね。
アイスチューリップを水耕栽培で咲かせるやり方
次に、アイスチューリップの水耕栽培の方法を紹介します。
準備
まずは、アイスチューリップの水耕栽培で必要なものを準備をしていきましょう。
・水耕栽培専用のガラス容器や代用できる容器
・水
・液体肥料
水耕栽培専用のガラス容器がない場合は、球根が沈まない大きさの花瓶や容器を代用しても良いでしょう。
また、ペットボトルの上部を切り、切った部分を逆さにしてペットボトルの下部分に差し込むとお手製の水耕栽培容器ができあがります。
アイスチューリップの球根の処理
次にアイスチューリップの球根の処理をしましょう。
アイスチューリップの球根の茶色の皮を剥きます。
球根の皮を剥くことで球根から根が出やすいようにします。
また皮を剥いた球根は腐ったりカビが生えにくいので綺麗なチューリップの花を咲かせることができます。
アイスチューリップの水耕栽培の手順
アイスチューリップの球根の皮の処理ができたら、さっそく水耕栽培を始めましょう。
水を入れた容器にアイスチューリップの球根を置く
まずは水耕栽培専用のガラス容器や代用できる容器に水を適量入れます。
容器によって水の量は異なりますが、球根の底がわずかに水に浸かるくらいで良いです。
適量の水を入れた容器にアイスチューリップの球根を置きます。
暗い場所で管理
次に、球根が発芽するまでは暗い場所で管理します。
自宅の暗いところが見つけにくい場合は、容器の上から黒い布をかぶせたり段ボールのような箱をかぶせたりして暗い場所を作ると良いです。
根が伸びてきたら日当たりの良い場所で
そして、球根から根が十分に伸びてきたら日当たりの良い場所に移動させましょう。
直射日光の当たらないカーテン越しの日当たりが良く風通しが良い場所が好ましいです。
肥料を与える
次に、液体肥料を混ぜて根に栄養を与えましょう。
アイスチューリップの水耕栽培は1カ月から2カ月程で花が咲きます。
水耕栽培では、水の清潔さが大切で植物の健康と成長に直結しています。
水が濁ったりぬめりが出ないように定期的な水の交換をしてくて大事に育ててあげましょう。
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