春、満開のチューリップが咲いた花壇を見ると、とても心嬉しくなりますよね!
春にチューリップ満開の花壇にするためには、秋にチューリップの球根を植えます。
チューリップの球根の植え方は地植えの場合と鉢の場合は少し違うんですよ。
これは、私がよく行く園芸店の方に教えてもらいました。
●地植えの場合は、球根の3倍くらいの深さに植えましょう。
●鉢(プランター)の場合は浅く植えます。
それでは、チューリップの植え方やその後の育て方について紹介しますね。
チューリップの植え方!地植えの場合
まず、チューリップの球根を花壇に地植えする場合についてです。
土を耕す
チューリップの球根を植える前に、花壇の土を耕してふかふかにしておきましょう。
あまり多く肥料をやる必要はありませんが、私は根についても大丈夫な粒状の肥料をパラパラと撒いておきます。
先に他の花苗を植える
もし、チューリップを植える花壇に他の花も植えたいなら、まずそちらを植えてしまいましょう。
チューリップの球根を植えた後に、花苗を植えたら、せっかく植えた球根を傷つけてしまうことがありますから。(汗)
ずーっと昔、チューリップの球根の方を先に植えちゃった私の反省です。(笑)
私は、手前にビオラ、後ろにノースポールあるいはチューリップの間に忘れな草やネモフィラが咲くように植えることが多いです。
チューリップの球根を置いてみる
植える前に、球根を花壇に置いてみて、間隔やバランスなどを確かめます。
球根と球根の間は10cm程開けましょう。
私は適当に球根を投げてみます。
これは以前、よく読んでいたイギリスのガーデナーの本で紹介してあったやり方で、私はとてもそれに憧れて、毎年、この方法でチューリップの球根を植えています。
花苗を植えて、球根を投げ入れたらこんな感じになりました。
チューリップ球根の3倍程の穴を掘って植える
地植えにする場合は球根の3倍程の深さの穴を掘り、そこに植えていきます。
浅く植えると、根が伸びてきたら球根が地上に出てしまうことがあります。
植える時にはちゃんと頭を上に向かせて、穴の中に入れましょうね。
球根を植えたら軽く土をかぶせます。ぎゅうぎゅうに土を押さえる必要はありません。
たっぷりと水をかける
チューリップの球根を植えてしまったら、たっぷりと水をかけておきましょう!
チューリップの植え方!鉢(プランター)の場合
次に鉢やプランターに植える場合についてです。
鉢やプランターに土を入れる
まず、チューリップの球根を植える鉢やプランターを準備します。
20cm程の深さのあるものにしましょうね。
鉢やプランターに底石を多めに入れて水はけをよくし、その上に園芸用の土を入れます。
他の花苗を植える
地植えの時と同様、同じプランターに他の花も植える場合は、まずその花苗を植えておきましょう。
チューリップの球根を置いてみる
土の上にチューリップの球根を置いてみます。
球根と球根の間隔は3~5cm程取りましょう。
チューリップの球根を浅めに植える
鉢やプランターに植える場合は、地植えとは異なり、球根を浅く植えます。
根が伸びる深さを確保するためです。
たっぷりと水やりをする
球根を植えてしまったら、たっぷりと水をやりましょう。
たっぷりと言うのは、鉢底から水が出てくるまでです。
チューリップを植える時期
チューリップの球根を植える時期は、少し寒くなった紅葉の時期です。
北海道や東北地方では10月上旬から九州では11月下旬以降が植え付けの適期です。
但し、チューリップは寒さに強いので少し遅れても大丈夫です。
でも、お正月を迎える前には植えるようにしましょう。
私は仕事で忙しく、結局、お正月休みに植えたことが2、3度あります。(汗)
また、球根を買って、すぐに植えない場合は暗くて風通しのよい場所に保管してください。
チューリップを植えた後の育て方
水やりは土が乾いてから
大事なチューリップだからと言って、まだ土が乾いていないのに水やりをするのは禁物です。
土が湿った状態が続くと、根腐れを起こす可能性もあります。
水やりは土が乾いてからにしましょう。
地植えの場合は、基本、雨に任せていても大丈夫ですよ。
あまりにも乾燥した日が続く時はたっぷりと水をあげましょう。
アブラムシに気をつけて
アブラムシはチューリップの天敵です。
アブラムシがチューリップの茎や葉に発生したら、そこから汁を吸い、とうとう花を咲かせないで枯れてしまうこともあります。
また病気を媒介することもあるので、アブラムシ対策には気をつけましょう。
アブラムシは湿気を好むので、チューリップは風通しの良い場所に植え、また球根同志の間隔を空けるのが大切です。
もし、アブラムシを見つけたら、すぐに取り除いてください。
数が多い時は薬剤を散布しましょうね。
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