アイスチューリップは、冬の寒い時期に楽しむことができる花です。
🌷アイスチューリップは通常のチューリップとは異なり冷蔵処理をしているため植え付け時期は11月中旬が一般的です。
この記事では、アイスチューリップの植え方や育て方、植える時期から管理方法までを分かりやすく紹介します。
アイスチューリップの植え方
それでは、アイスチューリップの植え方を見ていきましょう。
アイスチューリップの球根の選定と処理
まずは、アイスチューリップの球根の選定と処理を行います。
アイスチューリップの球根が腐っていないか傷がついていないかを確認しましょう。
万が一、アイスチューリップの球根が腐っている場合は、花が咲かない可能性が高く一緒に植えた球根まで腐らせる可能性があるため植えない方が良いです。
また、傷のある球根も傷の部分から病気になってしまい腐ってしまう可能性があるので傷のある球根も植えない方が良いです。
傷がなく腐っていないふっくらとして重みのあるアイスチューリップの球根を選んでください。
次に、アイスチューリップの球根に茶色の皮がついている場合は綺麗に皮を剥きます。
茶色の皮を剥くことによって、球根から根がスムーズに出やすくなります。
皮を剥く際に、球根に傷がいかないように注意してくださいね。
球根が分球している場合がありますが、分球した小さな球根からは花は咲かないので取り除きます。
土を準備して植える
アイスチューリップの球根を植えるのに適した土を準備して、植えていきましょう。
市販の園芸用土をそのまま使用することができるので手間がかからずおすすめです。
自分で土を作る場合は、赤玉土と腐葉土、パーライトを6:3:1で混ぜて土を作ります。
プランターに植える場合は、プランターの底に軽石を薄く敷いてからその上に土を入れます。
その上にアイスチューリップの球根の向きをそろえて置き、さらに土をかぶせて球根の先が土の表面から出ないようにします。
球根の先が土の表面から出てしまうと球根の先が寒さに当たって凍結したり腐ったりする原因になりますので気を付けてください。
球根の深さは目安として球根の高さの3倍程度です。
また、球根の向きをそろえて置くことで、葉っぱの生える方向が同じになり花が咲いた時にとても綺麗です。
アイスチューリップの育て方
次にアイスチューリップの育て方を見ていきましょう。
植え付けが終わったアイスチューリップの球根に水やりをします。
プランターの下から水が出てくるくらいたっぷりと水やりをしましょう。
その後は、土の表面が乾いたら水やりをするくらいで大丈夫です。
土の表面が乾いていないうちに水やりをしてしまうと球根が腐り花が咲かない原因になります。
アイスチューリップの芽が出てきたら日当たりの良い場所に移動します。
その後も、土の表面が乾いたら水やりをします。
アイスチューリップはいつ植えたらいいの?
アイスチューリップの植え付けの時期は11月中旬です。
アイスチューリップを11月中旬に植え付けると、12月下旬から翌年1月頃に花を咲かせます。
アイスチューリップは通常の球根と異なり、冷蔵処理をしているため冬に花を咲かせることができ、寒い時期に花を楽しむことができます。
また寒い時期に花が咲くので花持ちが良く、蕾から開花まで約1カ月以上楽しむことができますよ。
アイスチューリップ球根の管理の仕方
次に、アイスチューリップの管理の仕方を見ていきましょう。
アイスチューリップを長持ちさせるために花がらは摘み取りましょう。
そして、花が咲き終わったら花びらや花茎を摘み取ります。
その後は葉が枯れるまで土の表面が乾いたら水やりをして下さい。
そうすることで葉はたくさんの日光を浴びてアイスチューリップの球根を大きく育てます。
葉が枯れたら、アイスチューリップの球根を掘りあげて土を優しく落とし、風通しの良い日陰で保管します。
ネットに入れて吊るすと風通しも良くカビが生えにくいためオススメです。
このように管理をすることで、アイスチューリップを健康に保ち翌年も美しい花を咲かせることができます。
まとめ
アイスチューリップの特徴は通常のチューリップとは異なり、11月中旬に植え付けをし、12月下旬から1月にかけて花を咲かせることです。
また、通常のチューリップの球根の植え方と大きく異なる点はありませんが、土の表面から球根の先が出ないように球根の高さの約3倍の深さに植えるようにして、土の表面が乾いてからたっぷりと水をあげましょう。
アイスチューリップは冬の寒い時期に美しい花を楽しむことができ、インテリアやガーデニングに彩を加えることができるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
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