チューリップの水耕栽培をやってみたいけど、何月に始めたらいいの？チューリップの水耕栽培を始めるのには適切な時期があります。今回は、チューリップの水耕栽培を始める時期と綺麗に咲かせるコツについてお伝えします。
チューリップを水耕栽培で育ててみよう！
春になると、お庭や学校・幼稚園の園庭でよく見かける
チューリップ。
かわいい色とりどりのチューリップは見ているだけで癒されます。
チューリップを育ててみたいけれど、土の管理や水やりが大変、植えるお庭やプランターを置くベランダがない等、様々な理由で断念した経験はありませんか？
でも、あきらめる必要はありません！
チューリップは水耕栽培で育てることができます。
この機会に、ぜひ水耕栽培で綺麗なチューリップを咲かせてみましょう！
まず、水耕栽培とは何でしょうか？
それは土を使わず水と液体肥料で植物を育てる方法です。
チューリップの場合は水を入れた容器の上に球根を置きます。
水耕栽培は、土や、土を入れる大きなプランターの準備、お庭やベランダの一部を使うこともないので場所を取りません。
手間も省け、出費を抑えることもできます。
また、土を使用しない分、病気や害虫の心配も少ないのも良いところですね。
何と言っても、球根と容器があれば、お家の中で簡単に始めることができるのが水耕栽培の一番の魅力ですね！
チューリップの水耕栽培で透明のガラス製の入れ物を使用すると、根っこが伸びていく過程を楽しめます。
それは、植物の生長を感じることができ、日常の癒しにもなります。
お子さんのいる家庭は一緒にお水を替えたり、観察したりするのもきっと楽しいことでしょう。
チューリップの水耕栽培を始める時期は何月？
チューリップの水耕栽培を始める時期は10月から11月がいいです。チューリップの球根は20度以上の温度になると腐りやすい性質を持っているので、涼しくなった10月から11月頃の時期が最適です。チューリップの水耕栽培は、夏が終わって暑さが和らぎ、少し涼しさが出て秋になるちょうど良い季節に始めることができますね。
チューリップの水耕栽培で綺麗な花を咲かせるコツ！
チューリップの水耕栽培をやるからには、綺麗に花を咲かせたいですよね。そのためのコツをご紹介します！
チューリップの球根をチェックする
球根の表面にカビが生えていないか、手に持った時にグニャグニャと柔らかくないか、まずは球根が健康かどうかをチェックしましょう！
球根に冬と春の疑似体験をさせる（球根の春化処理）
本来チューリップの球根は冬の寒い時期を経験します。そして春の暖かい日光を浴びることで、花が咲きます。つまり、しっかりと球根に冬を体験させてあげることが大切です。
そのために、球根を封筒や紙袋に入れて、冷蔵庫で2か月間保管してください。
そして球根から根や葉が出てきたら、暖かい室内でたっぷりと日の光を浴びせて、春の訪れを体験させてあげましょう。
球根の春化処理が済んだら、球根についた茶色い皮を手で剥きます。
この皮は水にふれると、カビが発生する原因となるので取れる部分は取りましょう。
球根の白い部分にカビが発生しなければ問題ないので、傷をつけてまで無理に茶色の皮を剥こうとしなくても大丈夫です。
チューリップの球根を容器にセット
チューリップの球根を容器に入れる時、球根が水にどっぷり浸ってしまうと腐ってだめになるので、球根の底に触れるくらいの水を入れます。容器は冷暗所に置いて、週に一度くらいの頻度で水を取り替えてくださいね。根が伸びてきたら、呼吸しやすいように、根の部分が全部水に浸らないように、水を入れ替えます。植物は生き物ですから、呼吸しやすいように、腐らせないようにしましょうね。
チューリップの水耕栽培用キットも紹介！
チューリップの水耕栽培を始めるには、球根を置くポットや花瓶そして球根が必要ですね！
水耕栽培用キットも園芸店や通販サイトで見つけることができますよ。
チューリップの球根が成長した後も傾かない設計の3球根用ポットや2wayガラス花瓶など、いろいろと便利でオシャレなものがあります。
それから9月下旬頃から様々なチューリップの球根の販売も始まります。
水耕栽培を始めるのに適した時期は10月から11月なので、その時期に合わせてたくさんのチューリップの球根がラインナップしています。
水耕栽培なら、揃えるのは球根と容器だけなので気軽に始めることができそうですね。
かわいいチューリップのあるくらしは、日常生活を豊かにしてくれます。
水耕栽培でチューリップを綺麗に咲かせるコツを知って、ぜひチャレンジしてみてくださいね！
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